流通大手のセブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂が早期退職の募集を始めたことがわかりました。

イトーヨーカ堂が今月から始めたのは、退職金の割り増しや再就職先探しのサポートなどを行う「特別転進支援措置」で、対象は45歳以上の正社員だということです。

イトーヨーカ堂をめぐっては、店舗の閉鎖やアパレル事業からの撤退などが決まっていることから、「アパレルなどの事業で長くキャリアを積んだ人の中には、成長事業にマッチしない人もいる」として、社員の転職を支援する方針です。

また、現在は千代田区にある本社も今年の夏までに「イトーヨーカドー大森店」近くに移転する計画で、これにより、オフィス賃料を下げる狙いです。