来年春オープン予定の香川県立アリーナの工事の進捗状況などを県議会議員らが視察しました。総工費はここにきて予定を上回り202億円を超えることが明らかになっています。

今年11月の完成に向け工事が進む香川県立アリーナです。

県議会議員ら約20人が追加で整備されることになった風除室(ふうじょしつ)の状況などを視察しました。

県立アリーナの総工費は当初最大でも190億円としていましたが、きょう(1月31日)開かれた特別委員会で現時点で12億円余り上回る約202億円となっており、それに加えてセンタービジョンの設置など備品の整備費が予定の3倍以上22億円あまりとなることが明らかにされています。

(県立アリーナ整備等に関わる特別委員会 鏡原慎一郎委員長)「施設を使い易くしていくためには一定程度費用もかけた上で県民にはご理解をいただきながら皆さんが使いやすい施設を作っていくということは必要だと。今のところ許容範囲の内で進めているとは考えております」

増加した建設費などについては、新年度の当初予算案などに盛り込まれ2月定例議会で審議されることになっています。