DeNAのA班が31日、キャンプ地の沖縄に入った。沖縄・那覇空港では、三浦大輔監督(50)、南場智子オーナー(61)らを先頭に出迎えるファンの前に続々と姿を現した。

A班スタートのドラフト1位ルーキー・度会隆輝(21)も沖縄入り。普段は明るい度会も大勢の先輩を前にして、少々緊張した面持ちでの現地入りとなった。
「テレビで見ているような先輩の方々とお会いして、やっと自分もこの世界に来れたんだという思いが強くなった」とプロ野球選手としての実感を得た1日になった。

メンバーはホテルへ移動し、球場のある宜野湾市の歓迎セレモニーに三浦監督、カブスへ移籍した今永昇太投手(30)の後任の新選手会長・大貫晋一投手(29)らが参加。その後、あすからのキャンプに向け、鹿児島・奄美市でキャンプを行うB班と合同で全体ミーティングを行った。

今季で指揮4年目となる三浦監督は、全体ミーティングで「シーズンは相手と戦うけど、このキャンプではまず自分と戦って、自分に負けないように1日1日過ごしてください」と選手たちに伝えたという。

12球団で最も長くリーグ優勝から遠ざかっているDeNA。98年以来の悲願のリーグ優勝、日本一に向け、ベイスターズナインが沖縄・宜野湾で明日から猛特訓の日々を迎える。