能登半島地震にともない避難所として利用されていた新潟市 西区のコミュニティーセンターは2月1日から通常利用を再開します。それに伴い、センターを利用していた避難者は別の避難所などに移ることとなりました。

元日の地震によって住宅が被災して住めなくなった人たちの避難所となっていた新潟市西区の坂井輪コミュニティーセンター。

31日の午後2時に避難所を示す張り紙が外されました。2月1日から坂井輪コミュニティセンターは通常利用を再開するということです。

避難所に残っていた7世帯9人の避難者は31日、荷物をまとめて別の避難所や新たに借りた賃貸アパートなどに向かいました。

また、市の職員やボランティアらは部屋の片付けに追われていました。この避難所は地震が起きた1日に開設され、多い時で15人が避難していました。

【避難していた人は】「(閉鎖は)残念です。(新しい)避難所に移動するのが遠くて。(避難生活は)いつまで続くんだろうなという気持ちになっています」

【避難所の運営を担当する古俣和博さん】「避難者は先のことを心配している。みなさん色んなことあるだろうけど元気でと見送った」

市は、西区の老人福祉センター黒埼荘を新たに避難所とするほか、これまで避難所としていた黒埼市民会館でも引き続き避難者を受け入れるとしています。