東日本大震災の経験を生かしてロシアによる軍事侵攻からの復興を目指そうと、ウクライナの政府関係者らが仙台市のごみ処理施設を視察しました。

仙台市のごみ処理施設「葛岡工場」を訪れたのは、ウクライナ政府や自治体の関係者ら7人です。


一行は仙台市の担当者から東日本大震災に伴う木くずや金属くずなどの災害廃棄物およそ272トンを7年間で処理しその84%をリサイクルしたと説明を受けました。


この後、工場内の焼却施設などを見学し、写真を撮るなどして、熱心に視察していました。

オデーサ市議会経済開発部・ロゾフ・アンドリイ部長:「我々は戦争の経験もなければ、破壊による廃棄物処理のノウハウもない。日本の(震災の)経験は、ウクライナのオデーサ地方に役立つでしょうし、一緒に視察にきているほかの自治体にもいえるでしょう」

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナでは、廃棄物の処理が課題となっています。このためJICA=国際協力機構が震災からの復興の経験をウクライナの復興に役立ててもらおうと今回の視察を企画しました。
一行は、来月9日まで県内や福島県に滞在し、災害廃棄物の処理やリサイクルについて視察する予定です。