トキエアに8人いる機長のうちの1人、宮崎雄一郎さん(57歳)が、新潟空港ターミナルビル3階にオープンしたばかりの多目的スペースの一番奥で、コクピットを模した訓練用ポスターを使った運航イメージトレーニングをしていました。

「初便の就航も控えてますので、なるべく実際に近い空港の様子を見ながらやりたいという思いで、この場所をお借りして…」
神奈川県相模原市出身の宮崎さんはなんと、大学時代にプロ野球の巨人と日本ハムの入団テストに合格したという実力の持ち主で、体力には自信があるといいます。
「大学野球を神宮でやる夢が達成できなかったので…。テストだけ受けられると言うことでテスト受けて、それで満足しました」
日本航空に入社して主に国際線を担当するなど、29年間で地球600周分を飛んできたそうです。

「パイロットという仕事は非常に責任は重いということで、何事もないように上がって下りるという当たり前のことが非常に重要だと…。それをやるには訓練・指導・努力が必要だと思っています」