日本国内では初めてという、新型の物流用ドローンの飛行デモンストレーションが香川県高松市で行なわれました。

(離陸音)「ブーン」


約10キロの荷物を吊り下げて離陸する「DJIフライカート30」です。

中国に本社を置くDJIが、物流用として今年初めて発表しました。


プロペラを広げると幅約3メートルと大型で、30キロの荷物を積んで16キロの飛行が可能です。

(見学した人)「四国とかだと中山間が多いので、荷を山の上に運ぶだとか、海の島に運ぶだとかっていうケースはかなりあると思いますし」

(高松での実演会の主催者)「物流ドローン、けっこう実証実験とかしていたんですけれど、いよいよこのドローンによって、本格的なドローン物流が始まるかなと僕は感じています」

本体価格は税別で237万1000円。ドローンの物流分野での本格的な活用が始まるきっかけになるのか。今後各地で実演が行われるということです。