東京電力が28日に新潟県刈羽村で説明会を開き、住民およそ70人が参加しました。
柏崎刈羽原発の事実上の運転禁止命令解除を受けて開かれたもので、説明会ではテロ対策の改善状況などが東電から説明されました。

会場からは、問題が繰り返し起きたことに対して東電の事業者としての覚悟を問う声や、有事の際の迅速な情報発信について求める意見が出たほか、地震に関する不安も上がりました。

「今回の能登半島地震を見るともう道路何てぐちゃぐちゃ。それで逃げろと言っても逃げられない」

【東京電力 新潟本社 橘田昌哉 代表】
「自家用車やバスによる避難が困難な場合に、ヘリコプターや船舶を活用した避難も行われている」

東京電力は、柏崎市でも30日に説明会を開催しています。