スプーン・フォーク・ストローを有料化

ファミリーマートが、1月29日から一部の店舗でプラスチック製のスプーンなどを有料化しました。コンビニ大手では初めてとなります。

スプーンやフォーク・・・6円
デザート用スプーン・・・4円
ストロー・・・4円

木製の箸とフラッペ用のストローは無料提供を続けます。

まず全国の直営店舗100店で導入し、順次全国の約1万6400店舗に拡大していくということです。

目的はプラスチックごみの削減

ファミリーマートが提供するプラスチック製のスプーンなどは、あわせて年間約1000トン。
有料化により7割の利用客が「購入しない」と見込んでおり、
約100店で有料化した場合、プラチック使用量は年間4トン前後削減、
全国の店舗に広がった場合約715トン削減できる計算です。

ファミリーマートはこれまでもプラスチック削減に取り組んできました。
2021年9月から、持ち手に穴が開いた軽量化タイプのスプーンに変更。
2022年10月からは、店頭でのプラスチック製のフォークの提供を原則取りやめています。

街の人はー

「プラスチック削減っていうのもありますから、仕方ないのかなと思います。」

「(プラスチック)削減という意味では、賛成。」

「環境的にはいいかなとは思うんですけど、今まで無料で使えてたものが有料化しちゃうと、買いたくはないとは思ってしまうので、自分で用意しようかなと思います。」

“マイ箸”のように、“マイスプーン”も増えてくるかもしれません。

コメンテーター 高橋ユウ:
賛成です。無料で提供するために作り続けなきゃいけないとなると、プラスチック削減の動きに反するので。

コメンテーター 関根麻里:
とりあえずもらう、というのはなくなって、本当に必要な場合に買うということですから、分かりやすい。

弁護士 八代英輝:
買うものもプラスチックじゃなくて間伐材などにしてくれたらありがたいですね。