操作をやめるよう伝えたものの、まさかの行動を

これが詐欺だと確信した大濱さんは、女性の肩を叩き手続きを止めるようジェスチャーを送りました。

「4…9…8…」

しかし、相手を信じ込んでいる女性は操作をやめようとせず、誘導されるがまま、それが振込額だとは気付かずに金額の数字も入力している様子。

このままでは被害を止めることはできないと、大濱さんは助けを求めようと局長の呉屋さんに事情を説明しました。

電話口の男は、女性の近くで大濱さんが話しかける声に気付きこの時には既に男から電話を切っていたといいます。

「お金は戻ってくるから大丈夫」と話す女性に、呉屋さんも一緒になり「これは詐欺です。警察に相談しましょう」と説得し警察に通報しました。

まさに”水際”で犯罪を撃退したのです。