2月3日の土曜日は節分です。青森県八戸市の水産科学館マリエントでは、節分にちなんだ水槽が展示されていて、訪れた人たちを楽しませています。

親子が興味津々に見入る水槽には、恵方巻きに見立てたパイプが並んでいます。よ~く見ると、顔をのぞかせるのは「アナゴ」です。

恵方巻きの代表的な具材と知ってか知らずか、アナゴたちはパイプの中で居心地がよさそうです。

この水槽は、狭い場所を好み、隙間に隠れるアナゴの習性を知ってもらおうと企画され「生きた恵方巻き」として話題になっています。

来館者は
「アイディアが面白いと思いました」

「ちょっとかわいいなって思いました」

「こういう形でアナゴを見る機会はなかったので楽しく見れています」

2024年の恵方は「東北東」。マリエントでは、この水槽を見て無言で願い事をすれば叶うかも(?)としています。

水産科学館マリエント 中屋敷一刀さん
「生きたアナゴが食べ物を模した恵方巻の中に入っているギャップと、その中でのんびりと中に入っている様子を楽しんでいただけたらなと思います」

「アナゴの恵方巻水槽」は、節分の2月3日まで展示されます。