福島にルーツを持つ海外の若者たちが、福島県の内堀知事と意見を交わしました。

内堀知事を訪ねたのは、ブラジルやアメリカなどに移住した県内出身者の2世などの子孫4人です。この取り組みは、県内出身の家族を持つ海外の若者たちに、自分のルーツや福島の魅力を知ってもらおうと、県が行っているものです。

アメリカから来たクサカベ リサ マリエさんは、曾祖父母が県内出身で「福島について理解を深め、帰国後に学んだことを発信するのがたのしみです」と内堀知事に挨拶しました。これに対し内堀知事は、「みなさんはそれぞれの母国と福島との友好の懸け橋になります」と話し、一行を歓迎しました。

4人は、県内に9日間滞在し、観光地や被災地などを視察する予定です。