パレスチナ自治区ガザでの停戦をめぐり、イスラエルと交渉を仲介するアメリカやカタール、エジプトの代表者が協議を行いました。今週中にも改めて話し合うとしています。

複数のアメリカメディアによりますと、協議はフランスのパリで行われました。

イスラエル首相府は28日、「建設的だった」との声明を発表しましたが、双方には大きな隔たりがあり、今週中に改めて行われる会議で話し合いが継続するとしています。

これに先立ち、ニューヨーク・タイムズは複数の政府関係者の話として、2か月間の戦闘停止などを盛り込んだ案が2週間以内に合意される可能性があると報じました。

合意案には、▼第一段階として高齢者や女性の人質を解放するかわりに30日間戦闘を停止し、▼その後、男性の人質やイスラエル兵の解放にあわせて、さらに30日間戦闘を停止することなどが含まれているということです。