福島県内初となる特定少年の裁判で有罪判決です。去年、いわき市で車を157キロで運転し、同乗していた5人を死傷させた罪に問われていた19歳の男に、懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡されました。
〈これまでを振り返る〉
◆19歳男「逆送」決定 欄干衝突で5人死傷
◆初公判を前に遺族の思い
過失運転致死傷の罪に問われた、いわき市の19歳の男の裁判。起訴状によりますと、男は去年7月、いわき市の県道で法定速度を大幅に超える時速157キロで普通乗用車を運転。わき見をするなどして橋の欄干に衝突させ、同乗していた5人を死傷させた罪に問われていました。15日の判決公判で地裁いわき支部の三井大有裁判官は、男に対し、「基本的な注意義務にも違反した過失の程度は相当に大きく、結果は重大」と指摘。
一方で、わき見の原因が「同乗者のいずれかが持つマネキンの髪の毛が被告の肩に当たったため」という被告の主張を認めた上で、被告は「反省と謝罪の態度を示している」などとして懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
この事故で息子の内山裕斗さんを亡くした母・由美さんは「納得のいくような判決ではなかった。人の命はそんなにも軽いのだろうか。悔しいという思いしかない」と話しています。
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