大地震が発生した際に医療支援にあたるチーム「DMAT」が、九州各県から沖縄に集い、災害時の医療訓練を行いました。

訓練は、沖縄本島地方で震度6弱から6強の大地震が発生したと想定して行われ、県外からの応援160人を含む270人あまりの医療関係者や自衛隊員らが参加しました。

県庁内の対策本部には、倒壊のおそれがあったり、停電などで対応が難しくなった病院に患者が搬送される状況などがオンラインで共有され、対応の流れを確認しました。

(糸数公・県保健医療部長)
「実際に能登の支援に行った先生方もいらっしゃいますので、今回の記憶をイメージしながらリアリティをもって取り組んでらっしゃると思う」

DMATはいつ起こるか分からない災害に備え、こうした訓練を来年度以降も継続したいとしています。