去年1月には視聴者が雪のようなものを確認した動画も

これまでに沖縄では降るはずがない気温で『雪のようなもの』が観測されるなど、数字だけでは説明ができない現象が確認されています。

例えば、去年1月に気温が10℃を下回った日には…

沖縄県糸満市で撮影した視聴者
「家のベランダから見えました‼︎粉雪が‼︎ここ、沖縄ですよね?」

空を舞う、無数の白い物体を視聴者が撮影しました。

気象庁が発表している雪雨判別表によると、気温が8度程度でも湿度などの条件次第で雪が降ることがあるとされていますが、当時の気温と湿度では条件的にあてはまりません。

しかし、こうした場合でも撮影されたタイミングで気温がグッと下がり、雪になった可能性がないことはない、ということです。

今回氷が発見された保育園や去年、雪のようなものが確認された場所の気温が、当時何度だったのかは正確には分かりません。

現段階で可能性としていえるのは、当時、最強寒波が到来し沖縄も非常に寒く、さらに保育園は放射冷却などの影響を受けやすい環境下にあったためプールの水温が下がり、氷となった…のではないかと思われます。

なぜ氷が発生したのか、明確なことは言えませんが、あおぞら第2こども園の竹園長は「乳幼児期の日常の遊びや体験を通して、人や自然と関わり育まれる豊かな感性、これからも科学する心が育っていくことを楽しみにしています」と話していて、氷が確認された翌日からは毎日プールを確認することが保育園の習慣になっているということです。