能登半島地震で被害を受けた能登空港の復旧工事が終わり、取りやめていた羽田空港との旅客便がおよそ1か月ぶりに再開しました。

上村彩子キャスター
「羽田と能登を結ぶ便が、臨時便となりますが、再開されます。あちらの飛行機がこれから能登に向かって出発します」

輪島市の能登空港は、今月1日の能登半島地震の影響で滑走路に亀裂が入るなどの被害があり運用を停止していましたが、復旧工事が終了。およそ1か月ぶりに羽田空港との間を結ぶ旅客便が再開することになりました。

午前10時半に羽田空港を出発する最初の便に乗るのは、地震後、初めて自宅に帰る親子やボランティアに向かう人など、あわせておよそ60人です。

地震後 初めて自宅に帰る親子
「やっと家に帰れるなぁと。しばらくは水がなくても、なんとか生活しなくちゃという思いです。(Q.おうちに帰ったら何をしたい)片付けを手伝いたい」

地震後 初めて実家に帰る女性
「少しでも力になれたらいいなとは思ってます。この飛行機が飛ぶというので、本当に助かります」

上村キャスター
「地元を離れていた方やボランティアを乗せた全日空の飛行機が今、能登に向かって出発していきます」

およそ1時間後、機体が到着した能登空港では…

娘と再会した人
「(Q.飛行機が再開してどうですか)うれしかったです」
実家に帰省した人
「1日に帰省していたんですけど、1回、東京に仕事もあって、息子もいたので帰った。(東京では)水でるし、申し訳ない気持ちしかないです」

一方、空港内には各地の避難所からホテルや旅館などに宿泊先を移す二次避難者のための待機所が設けられていて、被災地では依然として厳しい生活が続いています。

二次避難する人
「(元の避難所では)大変でした。自分たちもボランティアしなければ、トイレの掃除とか」
二次避難者を見送った人
「早く元の生活に戻ってほしい。かなり時間はかかるんだろうなという気はしている」

全日空によりますと、羽田空港と能登空港を結ぶ運航便は、来月末までは週3回、1日1往復の臨時ダイヤで運航し、3月以降は被災地の復旧状況などを踏まえて判断するとしています。