大手金融機関が、高知県のアンテナショップ「まるごと高知」とタイアップし、東京で高知県フェアを開きました。高知の地場産品を紹介することで、大勢の人たちに高知の魅力を伝えること狙いです。

高知県フェアはみずほ銀行高知支店が地方創生の取り組みの1つとして企画。東京・大手町にある本部ビル地下2階のイベントスペースを活用し、25日から2日間開催されました。会場には本場土佐のかつおのタタキや、ショウガの加工品といった人気商品をはじめ、ぼうしパンやミレーなど高知を代表する商品が並びました。

(オフィスビルから)
「きょうは塩けんぴを買いました。全然食べたことないので試してみたい」
「(Q.何を買いました?)こちらの姫かつおスティックです。(Q.高知に興味わきましたか?)このフェアでこういうものがあるって感じられたのでぜひ(高知に)行ってみたいと思います」

県のイメージキャラクター「くろしおくん」も登場し、高知をPRしました。今回の高知県フェアは幅広く高知の魅力を発信することが狙いです。

(みずほ銀行高知支店 松田忠久 支店長)
「きのうもかなり盛況で、昼時ですとか夕方とかかなり売れたようです。地域に貢献できる取り組みを活性化していって、高知県であれば地産外商ですとかそういった面で少しでも貢献できれば」

東京では大手の保険会社や不動産会社などが相次いで高知フェアを開くなど、高知の食の魅力をPRする動きが活発になっています。

(県地産地消・外商課 兼松敬史 チーフ)
「大手企業の集客力、認知度に協力してもらって新たにさらに高知を知ってもらえるということで非常にありがたい」

みずほ銀行高知支店は今後も「まるごと高知」とタイアップし、高知の食をPRするイベントを続けたいとしています。