21世紀枠は「牛の数が人口の8倍 別海」と「76年ぶり出場 田辺」
★21世紀枠 別海(北海道)初出場
最低気温0℃未満の冬日が年平均で半年以上、日照時間も短いが、農業用ハウスを活用するなど工夫して練習してきた。
農業、漁業に従事する町民の支援を受けて、手作り練習設備を利用する姿が高校野球の理念にふさわしいと、推薦された。
選手16人で北海道大会ベスト4入り。牛の数が人口の8倍ともいわれる別海町を盛り上げたことも高く評価された。
★21世紀枠 田辺(和歌山県)76年ぶり3回目の出場
スクールカウンセラーと連携して、イップスを克服するサポートをしたり、対人関係の相談に乗ったりするなど、対話重視。
これからの時代の在り方として評価された。
実力も申し分なく、昨秋の県大会で、強豪の市立和歌山、智弁和歌山を撃破して準優勝。
こちらもベンチメンバーあわせて20人に満たない学校ですが、野球教室を開くなど、地域貢献にも努めている。
21世紀枠の補欠校は、鹿児島の鶴丸と、宮城の仙台一、いずれも文武両道の学校が選ばれた。開幕は3月18日だ。














