農業の担い手の6割が70歳以上という長野県。
10年後には、その数が激減すると言われています。
10年後の田畑を誰が耕すか。
地域農業の将来を考える話し合いがすべての市町村のすべての地域で今年、本格化します。
話し合いの参加者:
「広い農地でやる農業と、中山間地でやる農業と違うと思うんですよ」
「国は何考えてるのって言いたい」
傾斜地が多く狭い田畑が点在する長野県で、農業の未来は描けるのか?

話し合いの参加者:
「今の時点で手を打てば救いの手はあると思う」
宮入キャスター:
「うわーまた景色がいい場所ですね。ここは飯縄山ですか?」
青木保さん:
「あれが飯縄山ね」
宮入キャスター:
「もう最高ですねこういう場所で農業されて」
青木保さん:
「ここで農作業し、美味しいリンゴを作るってもうそれは人生ね。まさにもう水を得たりですね」
長野市若穂綿内(わかほわたうち)の農家・青木保(あおきたもつ)さんは、およそ250アールの畑でリンゴを中心に果樹などを育てています。
若穂綿内はリンゴの産地。
昭和50年代にはおよそ3400トンを出荷していたといいます。
しかし…。