きょう自民党の谷垣グループ「有隣会」が臨時総会を開き、自民党の派閥をめぐる政治資金の問題をうけ、解散することを決めました。

代表世話人 中谷元 元防衛相
「有隣会の政治団体としての届け出を解消して解散するという役員会の決定をお伝えしてまして、正式に決定ということになります」

自民党の「有隣会」、通称「谷垣グループ」の代表世話人を務める中谷元・元防衛大臣は「やはり派閥的なものについては、この際認めないということであり、自民党が大きく変わっていかなければならない」として解散することを決めたと説明しました。

「有隣会」は派閥と兼務することが可能な「グループ」として活動していて、政治資金をめぐる問題で立件された議員はいません。

解散に反対する声もあったということですが、最終的には全員一致で決定したということです。

有隣会は、2012年に、谷垣禎一元総裁を中心に設立され、岸田総理が率いる派閥・「宏池会」の流れを汲んでいます。