3月で東日本大震災の発生から13年となるのを前に、26日、岩手県陸前高田市で「震災語り部」を対象としたセミナーが開かれ、参加者が伝える際に心掛けるべきことを再確認しました。

岩手県沿岸広域振興局が企画した26日のセミナーには、岩手と宮城の震災語り部などおよそ20人が参加しました。
セミナーでは気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の今川悟さんと大船渡津波伝承会の齊藤賢治さんの2人が語り部活動の事例を発表し、「聞く人の命を守る意識を醸成する」ことを心掛けていると伝えました。
参加者は2人の経験を普段の活動に生かそうと真剣な表情で話を聞いていました。