■天皇杯・皇后杯 全日本卓球選手権大会 女子シングルス4回戦(26日、東京体育館)
4回戦に初登場した伊藤美誠(23・スターツ)は、野村萌(22・デンソー)を4-3で下し、5回戦に進出。パリ五輪代表へ好スタートを切った。
パリ五輪の女子シングルス代表枠は2つ。1枠は早田ひな(23・日本生命)がほぼ手中に収めており、残り1枠を伊藤と平野美宇(23・木下グループ)が争う。この全日本選手権が、最終選考の最終対象大会となる。
4回戦から登場した伊藤は第1ゲーム、立ち上がりから野村を圧倒し、試合時間わずか3分ほどで、11-3で先取する。しかし、第2ゲームに入ると野村に逆襲を許し、7-11でこのゲームを奪われ、1-1となる。
第3ゲームはお互い点を取り合い、9-9。そこから野村に2連続得点を許し、このゲームも失い1-2とピンチの中、第4ゲームへ。
第4ゲームは伊藤が踏ん張り、11-4でこのゲームを奪い2-2。第5ゲームと第6ゲームはお互い取り合い迎えた最終第7ゲーム。5-5の同点から伊藤が4連続得点を決め、このゲームを奪った。4-3の接戦の末野村を下し5回戦進出を決めた。














