今年夏に迎えるパリオリンピックへ体操のスペシャリストが燃えています。種目別の「ゆか」で世界トップクラスの技を誇る仙台大学出身の南一輝選手。東北を拠点に技を磨き初のオリンピック出場へ自信をのぞかせています。

仙台大学出身 南一輝選手:
「プレッシャーがあろうがなかろうが自分はパリ五輪で金メダルを取りたい」
24日誕生日を迎え24歳になった南一輝選手。世界屈指の技を持つ「ゆか」のスペシャリストです。

しかし、3年前の東京オリンピックは代表選考の期間中、故障に見舞われるなどし僅差で出場を逃しました。
南一輝選手:
「五輪というのは実力だけではなくて、運だったり他のものも必要というのを東京五輪の選考の時に感じた」

大技と表裏一体のけが。体に大きな負荷がかかる「ゆか」を専門とする南選手は度重なる故障を経験、その度に強い精神力で乗り越えてきました。そして去年挑んだ大技が世界を驚かせました。