24日の青森県内は強い冬型の気圧配置と今シーズン一番の寒気で断続的に雪が降りました。波浪警報や暴風雪警報も出されるなど県内は荒れた天気となりました。

今シーズン一番の寒気となった24日の県内。県内全域に一時、暴風雪警報が出されました。青森市ではバスを待つ市民が冷たい風に肩をすくめる姿も。

青森市民は
「凍ったりすれば滑って転んだりするから気を付けないと」

「風はやっぱり冷たいね、しばれているもの。いま大寒だからね、いま最中ふぶくときだから、あんまりひどくならなきゃいい」

一方、弘前市では2月9日に開幕する「弘前城雪燈籠まつり」に向けて雪が降りしきる中で自衛隊員が休むことなく作業していました。

また24日だけで積雪が16センチ増えたむつ市では…。

小泉基記者
「むつ市小川町です。雪の影響で、視界が悪くなっており、車はライトをつけながら走行しています」

県内は各地で断続的に雪が降ったほか現在も波浪警報が出されるなど風も強くなりました。

市川麻耶キャスター
「海では白波が立っていて防波堤につよく打ちつけているのがわかります」

24日の最大瞬間風速は八戸で28.5m、深浦で24.4mなどとなりました。

この雪や強風の影響でJR五能線の一部区間が運転を見合わせたほか、海の便や空の便にも欠航や遅れが出るなど市民生活に直撃しました。

この冬型の気圧配置は25日にかけて続く見込みで、気象台は引き続き、高波による船舶や沿岸施設への被害に警戒を呼びかけています。

以下、今後の青森県の天気の見通しについて、気象予報士の吉田篤さんの解説です。