■東京は警戒レベル「最高レベル」に引き上げ 小池知事も“4回目接種”
7月14日、警戒レベルを「最高レベル」に引き上げた東京都。都民が対象の「都民割」は7月末までが期限ですが…。東京都は「“都民割”については感染状況を見つつ、現時点で検討中です」としています。そうしたなか…
医療従事者「お名前を教えてください」
東京都 小池百合子知事「小池百合子です」
医療従事者「生年月日はこちらに記載している通りですか?」
小池都知事「はい。機密情報です」7月15日、70歳の誕生日を迎える小池知事。14日午後、報道陣の前で4回目のワクチンを接種してみせました。
現在4回目のワクチンを受けられるのは、基礎疾患がある人、または60歳以上の高齢者ですが、岸田総理はさらに医療従事者や高齢者施設の従事者、約800万人を4回目の対象に加えるとしました。18日以降、速やかに接種を進めるということです。
■回復から約1か月後に…子どもが発症する謎の病気「ミスシー」とは
夜間や休日に、患者の自宅で診察する「ファストドクター」。患者のなかで最も多いのが10歳未満で、全体の3割にのぼります。コロナから回復した後も…
自治医科大学 とちぎ子ども医療センター 松原大輔小児科医
「隔離期間とかを終えて、元気になってよかったねっていう、約1か月ぐらい経ってから急に発症する病気なんですね。コロナが爆発的に増えてから、こういう謎の病気が出た」「MIS-C(ミスシー)小児多系統炎症性症候群」とは、新型コロナウイルスに感染した子どもがまれに発症し、体の様々な部位で炎症が起きる病気です。心臓の機能が落ちることもあり、海外では死者も出ています。
日本では少なくとも20人が発症し、全員回復していますが、患者は数百人規模に上る恐れもあり、今後全国調査をするといいます。「ミスシー」を疑う状況は、新型コロナ感染の2週間から6週間後に、高熱や嘔吐があったり、目が赤くなったり、発疹や腹痛、下痢があったときなどです。
自治医科大学 とちぎ子ども医療センター 松原大輔小児科医
「ワクチンがある程度、ミスシーも予防できるというふうには一応言われてはいるので、ワクチンを打てる年代のお子さんは、やっぱり打った方がいい」