地元の山の恵みや命の大切さを知ってほしいと、長野県栄村の小学校でジビエの授業が行われました。
給食に出されたのはクマの肉です。
BeastCaptor(ビーストキャプター)猟師・月岡健治さん:
「熊肉ってみなさん食べたことありますか?」
栄村の栄小学校で24日に行われたジビエの授業。
子どもたちは地元の猟師などから鳥獣の捕獲方法や「命をいただくありがたさ」について話を聞きました。
BeastCaptor 猟師・月岡健治さん:
「命は一つなんです。命を粗末にしないで、おいしく食べて供養してもらいたい」
そしていよいよ給食の時間。
献立は村で獲れたクマの肉を使った「熊汁(くまじる)」です。
地域の食に触れることで山の恵みと命の大切さを知ってもらうのがねらいです。
クマの肉を初めて食べるという子どもたちもいましたが、そのお味は?
児童:
「軟らかいです」
児童:
「思ったよりおいしかった」
児童:
「味が牛肉っぽい。黒毛和牛みたいな」
「命をいただいているから余計においしく感じる」
BeastCaptor 猟師・月岡健治さん:
「自然の恵みをみんなでいただこうという気持ちですね」
「感謝ということで大事にしてもらいたい」
小学校では今後もジビエに触れる機会を続けていきたいとしています。
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