24日、音曲漫才トリオ「かしまし娘」で活躍した俳優の正司歌江さんが「老衰」のため亡くなったことがわかりました。94歳でした。

事務所関係者によると「病気ではなかったが、2年ほど前から寝たきりだった。最期は大阪の自宅で、ご主人たちに見守られながら静かに眠るように息を引き取った」といいます。

正司歌江さんは1929 年生まれ、北海道出身。妹の照枝、花江と「かしまし娘」を結成。56年から本格的に活動を開始。流行歌や浪曲を取り入れた音曲漫才で人気を博す。ギターや三味線を弾きながら「うちら陽気なかしまし娘」のテーマソングと共に、老若男女を問わず全国的に親しまれ、不動の人気を得ました。
俳優として「新・必殺仕事人」(1982年)・「TRICK2」(2002年)・「税務調査官・窓際太郎の事件簿10」(2003年)・「万引きGメン・二階堂雪」(2003年)・「キルトの家」(2012年)・「赤めだか」(2015年) などのテレビドラマに多数出演。舞台では「女の戦い」「女弟子」「夫婦漫才」「じゅんさいはん」「息災」「やかましい人々」などに多数出演。80歳で現在の「ワハハ本舗」に所属してからも「生涯現役」を掲げて活動を続けていました。
【担当:芸能情報ステーション】