卓球の日本一を決める全日本選手権のジュニアの部・女子シングルス決勝が24日、東京体育館で行われ張本美和(15、木下アカデミー)が史上7人目の連覇を達成。会見で「優勝できなかったらどうしようと不安になることもあったけど、連覇できて嬉しい」と胸のうちを語った。
表彰式で金メダルを首にかけられると、笑顔でメダルを見つめた張本。その後、行われた会見で「連覇達成できて本当に嬉しい」とホッとした様子。コンディションは問題が無かったが、気持ちの部分で不安があった事を明かした。「不安もありながらだったが最後までやりきれて良かった。優勝できなかったらどうしようと不安になることもあったけど、連覇できて嬉しい」と話し、「去年はただ勝ちたいで勝てたが、今年は技術を上げることができて優勝できたので成長できたと思う」とふり返った。
次戦に向けては「ジュニアで連覇できたので、明日からダブルス、一般の部シングルスが始まるので、しっかり良い準備をして自分らしいパフォーマンスを出したい」と意気込んだ。
これまでジュニアの部・女子シングルスで連覇を達成したのは内田恒代、内山京子、佐藤利香、福原愛、石川佳純、大藤沙月の6人。(福原は3連覇、石川は4連覇)
張本は一般の部の女子シングルスにも出場予定で、大会最年少優勝(17年平野美宇の16歳)を狙う。














