提訴から9年…判決は
提訴から9年。原告団では高齢化が進み、裁判中に亡くなる人もいる中迎えた24日の判決。

富山地裁の松井洋裁判長は、生活水準にどう影響するのか、検証がされなかったと指摘。その上で「厚生労働大臣の判断には裁量権の逸脱が認められ、引き下げの処分は違法だ」として、原告5人の処分を"取り消す"判決を言い渡しました。

一方で、「処分が取り消されることで、精神的苦痛は和らぐ」として、国家賠償の請求は"棄却"しました。

判決を受け原告団の男性は…
原告団の男性:
「ともかく勝利しました、だけどこの勝利はまだ1歩目の勝利ですから。国は一審で勝っても巻き返しを必ずしてくる。これからが本番、もう1つの本番がきょう始まった」

他県で行われている同様の裁判では一審の原告側勝訴の判決に、被告の国側が控訴している例もあり、原告側は「他県の裁判も含め引き続き戦っていきたい」としています。

これで地裁判決が出た25件のうち、原告側が勝訴したのは過半数の14件。
原告側が勝訴する割合が1割ほどの行政訴訟では、"異例の展開"をみせています。














