2026年に高知県内で開かれる国民文化祭に向けて、基本構想を検討する委員会が開かれ、よさこいなどの伝統文化の発信や地域に伝わる伝統芸能を継承していくことが示されました。
国民文化祭は地域の伝統や特色を生かした文化の祭典です。1986年から全国各地で開かれていて、県内では2026年の秋に初めて開催されます。
23日に開かれた検討委員会では、国民文化祭の基本方針について県民が主体となって、土佐和紙やよさこいなどの伝統文化を全国に発信していくことや、少子化が進む中山間地域に伝わる神楽などの伝統芸能を継承していくことが示されました。石川県で2023年10月から44日間にわたり開かれた国民文化祭は「いしかわ百万石文化祭」という統一名称のもと、様々なイベントが展開されました。
会議では高知での国民文化祭の統一名称について、「黒潮」や「よさこい」、「高知家」などの言葉が盛り込まれた案が挙げられ、一言で高知の特色が分かるような言葉を入れたいといった意見が出ていました。
統一名称は3月下旬に開かれる次回の検討委員会で決める予定だということです。














