現在もロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの子どもたちと高知市の小学生が22日にオンラインで交流しました。
大津小学校ではロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナの子どもたちを励まそうと、去年7月児童が書いた絵手紙を現地に送りました。この縁もあって実現したオンライン交流会には、大津小の6年生およそ80人とウクライナの首都・キーウの小学生30人が参加。交流会では歌やメッセージを送りあったほか、それぞれの夢について発表。

大津小の児童は「世界の平和」などを、ウクライナの子どもたちは「毎晩安心して眠ること」などを発表していました。また大津小の児童がよさこい鳴子踊りを披露すると、ウクライナの子どもたちは手を振ったり叩いたりして盛り上がっていました。

キーウでは現在も1日に4回ほど空襲警報が鳴るような状況です。幸い22日の交流会は中断することなく行われました。安心して眠れない状況にある子どもたちとの交流を通して、大津小の児童は改めて平和の大切さを感じていました。
(児童)
「やっぱり平和が大切だなって思った。自分たちの踊りが届いていてよかったし、うれしかった」
「私たちにとっては(平和が)当たり前なので、当たり前じゃないこと自体が自分たちにとっては信じられないから、みんなでもうちょっと世界の皆さんが平和に眠れるようになったり、安心してごはんを食べられるようになったり、当たり前ができてほしいなって思います」
今後はウクライナ側から絵手紙の返事などが届く予定で、大津小学校は「このような交流会をこれから何度でも開いていきたい」と話しています。














