今季最強の寒波の影響で、24日にかけて日本海側を中心に警報級大雪になる見込みです。建物や地盤などに地震の影響が残る被災地では二次災害への警戒が必要です。

被災地 警報級の大雪に警戒 車中泊は一酸化炭素中毒に注意を

小笠原亘キャスター:
24日から日本海側で警報級大雪の恐れがあるそうです。気象予報士・防災士の広瀬駿さんによりますと、被災地は大雪による二次災害の警戒が必要といいます。▼家屋倒壊▼着雪・倒木により断線し停電▼山間部では雪崩などによる道路の寸断▼車の立ち往生で車中泊をされている方は一酸化炭素中毒に注意してください。

どんどん雪が降り積もっていく状態で、エンジンをつけっぱなしにしていると、本来、排気ガスが出なければならない排気口に雪が詰まってしまい、一酸化炭素を含む排気ガスが車にまとわりついてしまうそうです。

車は、車内の換気をするために外気導の入口があるなど、完全な密閉空間ではないので、わずかな隙間から一酸化炭素が入ってきます。排気ガスは無色で目に見えるものではありませんので十分に気をつけてください。

一酸化炭素中毒の対策として、▼エンジンをこまめに切る▼窓を開けて換気▼マフラー(排気口)の周辺を除雪をする。そのためスコップなどを常備しておいた方がよさそうです。