岩手県内でも患者の多い大腸がんの早期発見につなげようと12日から盛岡市内のスーパーで検診キットが販売されていて、県対がん協会が利用を呼び掛けています。

検診キットの販売は県対がん協会が2008年から、検体の管理がしやすいこの時期にほぼ毎年行っています。
県の調査によりますと、県内のがん患者のうち、大腸がんは男性が1番目に、女性は2番目に多くなっています。
しかし検査が推奨されている県内の40歳以上の検査率は47%と半数に届いていません。
大腸がんは初期症状がないことが多く気づきにくいものの、早期に発見すれば9割以上が完治するということで、年に1度の検診が重要です。
検診キットは1セット1650円で、2月29日まで盛岡市内のスーパー、ベルジョイスとマルイチの合わせて16店舗で販売しています。