警報級の大雪の可能性も

県内では、23日夜遅くから24日にかけて平地でも大雪となる所がある見込みで、同じ所に雪雲がかかり続けた場合は警報級の大雪となる恐れがあります。

石川県輪島市(23日)

25日午前6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で加賀の平地で25センチ、加賀の山地で70センチ、能登の平地で30センチ、能登の山地で50センチとなっています。

珠洲市三崎町にあるビニールハウスで避難生活を続ける住民は今後の雪に備え、発電機を準備するなどの対策を取っていました。避難を続ける菊谷正好さん(74)は「ビニールハウスは暖かいのと、地域の繋がりを感じられるのでここにいる。雪は対策すれば不安はないけど、降ってほしくない」と話していました。

ビニルハウスで避難生活を送る菊谷さん(石川県珠洲市・23日)

気象台では、23日夜遅くから、25日にかけ大雪による交通障害に注意・警戒、また地震で被害を受けた家屋では雪の重みによる倒壊に注意を呼びかけています。