宿泊業界の人手不足を解消しようと、長崎県内の宿泊施設と、外国人材の送り出し機関のマッチング会が、長崎県庁で行われました。

長崎県内初となったマッチング会には、16の旅館やホテルの担当者と、インドネシアやネパールなどの外国人材を日本に送り出す機関などが参加しました。

業界団体の調査では、長崎県内の宿泊施設のおよそ8割が「人手不足」と回答。半数が外国人材の活用を検討していて、会では、外国人の雇用に向けた具体的な確認も行われていました。

外国人材紹介・派遣会社 パーソルグローバルワークフォースの担当者:
「日本語は恐らく企業さんが心配されていると思いますので。コミュニケーション大丈夫か?とか。育成からやります」

長崎にっしょうかん 管理課 出口 伸子 アシスタントマネージャー:
「ちょっと安心材料にはなったかなと。ぜひちょっとうちでもって検討させていただきたいなと」

青雲荘 営業部営業課 猶塚 雄斗 主任:
「今いるスタッフが辞めても、新しい人が補充できないという状況がこれからも続くので、それを打開するために外国人雇用は必須かなと思います」

会を企画した長崎県旅館ホテル生活衛生同業組合は、今後も、各施設の人材確保をサポートします。