気象庁によりますと日本付近には23日から25日頃にかけて、上空約5500メートルに氷点下40度以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。23日から25日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となり、愛知県や近畿南部、九州など東日本や西日本の普段、雪の少ない地域でも大雪となる所がある見込みです。

降雪の強まりによっては、警報級の大雪となる地域が広がる可能性があり、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意が必要です。また令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊に注意が必要です。

【全国の雪の予想】
２３日１８時までの２４時間に予想される降雪量は、多い所で、
　　北海道地方　　　　　５０センチ
　　北陸地方　　　　　　４０センチ
　　中国地方　　　　　　２５センチ
　　東北地方、東海地方　２０センチ
　　近畿地方　　　　　　１５センチ
　　九州北部地方　　　　１０センチ
　　四国地方　　　　　　　５センチ
　　九州南部　　　　　　　３センチ

２４日１８時までの２４時間に予想される降雪量は、多い所で、
　　北陸地方　　　　　　７０から１００センチ
　　東北地方、東海地方　６０から８０センチ
　　近畿地方、中国地方　５０から７０センチ
　　関東甲信地方　　　　４０から６０センチ
　　北海道地方　　　　　３０から５０センチ
　　四国地方、九州北部地方、九州南部
　　　　　　　　　　　　１０から２０センチ

２５日１８時までの２４時間に予想される降雪量は、多い所で、
　　北陸地方　　　　　　７０から１００センチ
　　東北地方　　　　　　６０から８０センチ
　　近畿地方　　　　　　５０から７０センチ
　　東海地方、中国地方　４０から６０センチ
　　北海道地方、関東甲信地方
　　　　　　　　　　　　３０から５０センチ
　　九州北部地方　　　　　５から１０センチ