2月15日から始まる天領日田おひなまつりに向けて、メイン会場の一つ草野本家で豪華な人形の飾り付けが始まりました。

大分県日田市に春の訪れを告げる「天領日田おひなまつり」は今年で41回目を迎えます。国の重要文化財に指定されている豆田町の県内最古の商家、草野本家では22日から本格的な飾り付け作業が始まりました。

このうち、江戸時代中期に作られた享保雛は高さおよそ30センチと大ぶりで、おびなと、めびなの上品な顔立ちが特徴です。また、京都御所をモデルに作られた御殿雛などを木箱から丁寧に取り出し展示の準備が進められました。

(草野本家・草野康子館長)「これだけのお人形が今まで守り伝えられてきておりますので、歴史のあるお人形たちですから、ぜひたくさんの方にご覧いただけたらと思っております」

天領日田おひなまつりは2月15日から豆田町と隈町を中心に市内18か所で始まり草野本家の雛人形は3月24日まで公開されます。