飲みながら「女性でも何か参加できないか」と…
そして、かつて「国府宮はだか祭」の神男の経験者として、今回の女性参加についての協議に加わった国府宮鉄鉾会(こうのみやてっしょうかい)の西尾春彦さんと津田敏樹さんの姿も。
(大石アンカーマン)
「ここに至るまでどういった経緯が?」
(国府宮鉄鉾会・西尾春彦さん)
「はだか祭が好きな入山会長と話していて『女性でも何か参加できないか』という話を、飲みながらしていて、笹なら奉納できるのではと、それは神主さんと相談したんです」

(大石アンカーマン)
「衣装選びから何から初めてのことだから苦労もあった?」
(国府宮鉄鉾会・津田敏樹さん)
「裸に近いのがさらし、短パン、祭り足袋。女性ということで半纏(はんてん)を着ようと」

(大石アンカーマン)
「普通にアリだなって思いますよね」
(西尾さん)
「かっこいいですよね」
(大石アンカーマン)
「女性のみなさんにはどんな活躍を期待?」
(津田さん)
「この1年で終わるものではない、ずっと続けていきたい笹の奉納なので、楽しくやっていただきたいという気持ちだけ」
祭りの存続には女性の力も…

西尾さんによると全盛期は、約1万人の参加者がいたという「はだか祭」。しかし、コロナの影響も大きく受け、去年は1730人でした。祭り存続のためには女性の力も借りるべきとの判断に至ったのです。
(参加者)
「ワッショイ ワッショイ」
(大石アンカーマン)
「きましたよ。ホイッスルともに『ワッショイ ワッショイ』のかけ声が」
初めての儺追笹の担ぎ方の練習です。
(大石アンカーマン)
「それぞれ身長が違うから、肩に掛かっている人といない人と」


(大石アンカーマン)
「“ワッショイ”がいいのか、“ワッセ”がいいのか、かけ声をどっちにするのか悩んでるところ」
多数決で決めることになりました。
(大石アンカーマン)
「“ワッセ”の方!(挙手は0)。“ワッショイ”の方!(全員挙手)。会長!これは多数決で?」


(縁友会・入山会長)
「“ワッショイ”で」
(参加者)
「ワッショーイ!」
“天下の奇祭”の長い歴史が大きく変わります。国府宮はだか祭は、2月22日の開催です。