能登半島地震の被災地から要請を受けて炊き出しの支援活動を行った岩手県内の団体が20日、盛岡市で活動報告を行いしました。
報告会を開いたのは盛岡市を拠点に活動しているSAVE IWATEです。寺井良夫理事長ら5人は知人を介して石川県の避難所から要請を受け、今月11日から18日にかけて珠洲市や七尾市などで炊き出し支援を行いました。報告の中で寺井理事長は避難所はプライバシーの確保や衛生面などまだ緊急支援が必要な状況であることや2次避難所でもコミュニティスペースがないなどの課題があると指摘しました。また、寺井理事長は「被災者の心ケアについて東日本大震災での経験が役に立つときが来る」との考えを述べました。