新渡戸稲造の生誕の地がある岩手県盛岡市下ノ橋町の市道を「新渡戸通り」と名づけることとなり23日、看板が設置されました。

町内会の関係者らが看板の除幕をして「新渡戸通り」という名称の誕生を祝いました。看板は横90センチ、高さ130センチの鉄製で下ノ橋町町内会が寄付を募って設置したものです。下ノ橋町町内会は新渡戸生誕の地がある下の橋から東側のおよそ100メートルを「新渡戸通り」と名づけるよう盛岡市に要望していてこのほど要望が通って看板設置に至ったものです。

(下ノ橋町町内会・天野敏明町内会長)
「県内外の方々からこちらにみえられた時に、ここが新渡戸通りだということが分かっていただけるようになることに、大変期待しています」

新渡戸稲造生誕の地は盛岡市が「新渡戸緑地」として管理していますが地域住民も花に水をやったり子ども会も樹木の名札を付けたりして地域のシンボルとして大切にしています。今後、「新渡戸通り」として盛岡を訪れる観光客を迎えます。