能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市は、24日から一部の地域で小中学生の登校を再開すると発表しました。

輪島市は安全が確認できた校舎の空きスペースを活用して、当面は午前9時から正午まで子どもたちを受け入れます。

受け入れ開始は地区ごとに異なり、門前地区は門前東小学校で24日から、東部地区は町野小学校で1月下旬からです。

一方、市中心部などは子どもたちの人数を集計できておらず、市が再開時期を調整しています。

スクールバスは運行せず、登校しなくても欠席扱いにはしないということです。

輪島市は、まずは子どもたちが顔を合わせる環境を作り、準備が整った学校から授業を再開したいとしています。