講習会
「もし、水に落ちた場合、今、サンダルがあるけど、サンダルでも足が浮きます。だから、必ず脱がないようにね。脱がないように。靴は脱がないように」
東広島市黒瀬町のB&G海洋センターです。川や池にはどんな危険があるのか、溺れてしまった場合にどうすべきかを実際に体験しながら学んでいます。

講習会
「(ペットボトルに)ふたをしながらゆっくりしゃがんで足を離します」
ペットボトルで浮く練習。最初は難しかったようですが、慣れるとみんな上手にできました。

参加者
「ちょっと難しかったけど、事故になってしまったときに役に立てたらいいなと思いました」
子どもたちに指導をしている荒川さんに事故を防止するポイントを教えてもらいました。

子どもたちに水辺の安全指導 荒川徹さん
「まずは落ち着いて浮くことですよね。息を吐いたら沈んでしまうので、力を抜いて水に浮く」
荒川さんが力を入れて指導しているのが「背浮き」です。

背浮きとは、水に落ちてしまったときに息をしながら浮く方法です。両腕を広げて伸ばすことがポイントです。

耳まで水をつけて、あごを上げ、お腹を突き出し、体をそらせるとバランスが取れて上手に浮くことができます。
しかし、手を下げてしまうと、足から徐々に沈んでしまいます。

あごが下がると腰が曲がってお尻から沈みます。

水面から手を挙げるとそのまま沈んでしまいます。

荒川さんは、近くにいる人が溺れたときに飛び込んで助けようとしてはいけないと言います。