出岡重量運輸 細田貴夫 社長(島根県トラック協会副会長)
「休憩時には必ず点検をすると。チェックポイントを付ければ一目で分かると。タイヤ脱落事故について、この業界、このようなことが2度とあってはならないです」

ナットを締め付けるためには、トルクレンチという専用の工具を使いますが…

入江直樹 記者
「結構ずっしり来ます」

トラック用のトルクレンチは、普通車用より大きい上、通常2人がかりで使うため、トラックに積んでおくのも困難です。

その分、ナットの緩みを早く見つけて対処することが重要というわけです。

チェックポイントを取り付けるのは、左の後輪を想定しています。

国土交通省によりますと、昨年度発生した脱輪事故の内、94%で「左後輪」が脱落していて、浜田市の事故も左後輪でした。