
出岡重量運輸・細田貴夫社長(島根県トラック協会副会長)
「ナットは、右側(右回り)に締め付けます。左側の車輪は左回りなので、進行方向と逆に締め付けるわけです。進行方向と逆というのは場合によっては緩む可能性があると」
現在生産されている大型車では、国際的な標準規格ISOのタイヤホイールに統一されていて、この場合、車の左側は、タイヤがねじの緩む左回りになるため、外れ易くなるという説も。
出岡重量運輸 細田貴夫 社長(島根県トラック協会副会長)
「メーカーにもそういうことを訴えていきたいです。我々運送業界としましても、そういうことを言うべきではなかろうかなと」
いずれにせよ早期発見の重要性は変わらず、島根県トラック協会では、始業前点検などの徹底を求めるだけでなく、チェックポイントを配ることで点検の負担を減らし安全な輸送に役立てたいとしています。