災害時のトイレ問題に役立つのが「猫砂」
そうなった場合に、東京都や神奈川県の川崎市が猫のトイレで使われている「猫砂」が有効ではないかと指摘しています。

例えば、便座にゴミ袋をかぶせて用を足す場合、1人あたり平均排せつ回数は1日5回ぐらいと言われています。
1週間分だと35回になります。1日5回ということになりますと、5枚のゴミ袋が必要になります。
家族が4人いたら1週間で140枚になります。そうするとゴミ袋や凝固剤、消臭剤も足りなくなってしまう。
そこで役立つのが「猫砂」。非常にサラサラとしているんですが、ここに用を足したと想定して色つきの水を垂らすと、水分を吸収して大きな塊になるんです。そして、匂いも吸着します。



これを一度で捨ててしまうのはもったいないので「小」の場合は、その上にまた
猫砂をかけて尿をする。ただ、便をした場合は衛生面も考えて、ゴミ袋を閉じて捨てましょう。この方法だと、ゴミ袋も節約できて衛生面でも安心です。
被災地では、トイレ環境があまりにも劣悪なのでノロウイルスの感染も心配されています。猫を飼ってない方も防災用品として、家に置いておくと良いかもしれません。
トイレ問題というのは、健康に直結する非常に大事な問題です。能登半島地震のように長期化する場合もあるので、備えをお願いいたします。














