修復工事が進められている山形県寒河江市の慈恩寺を、色鮮やかな絵で飾ろうと、きょう、地元の児童たちが、寺に縁のある花を描きました。

寒河江市立醍醐小学校の児童たちが描いているのは、地元の寺、慈恩寺の池に咲くという蓮をモチーフにした絵です。
寒河江市さくらんぼ観光課・高橋侑希さん「いま慈恩寺は、本堂の修理工事をしていて外観を見ることができません。(絵を)修理している外囲いに展示して賑やかにできたらなと」

国の重要文化財に指定されている寒河江市の慈恩寺本堂は、現在、茅葺屋根の修復工事のため外囲いに覆われています。
そのため、訪れた人たちに少しでも寺の魅力を感じてもらいたいと今月から、本堂の周りに飾る絵の制作活動が行われています。
テーマは、慈恩寺の夏。幅250センチ、高さ150センチのパネルに専用の塗料を塗り、ピンクや青色など色鮮やかな蓮を描いていきました。
児童「慈恩寺の蓮は、とても魅力的だと思う。慈恩寺がもっと明るくなったらいいなと思う」
児童「(寺を訪れた人に)とてもきれいだなという気持ちになってほしい」
地元の寺を大切に思う児童たち。

きょう描かれた絵は、雪解けが進んだ春に慈恩寺本堂の外囲いに展示されるということです。














