共産党の志位和夫委員長が退任し、小諸市出身の田村智子(たむらともこ)政策委員長が、新たな委員長に就任することが決まりました。
委員長の交代はおよそ23年ぶりで、女性の就任は初めてです。


静岡県熱海市で18日、開かれた共産党の党大会では、志位和夫委員長が退任し、田村智子政策委員長が、女性としては初めて委員長に就任することが決まりました。

田村さんは小諸市出身の58歳。

野沢北高校から早稲田大学に進んだあと、2010年の参院選で初当選し、「桜を見る会」の問題の追及などにあたってきました。

田村智子氏:
「女性が活躍していくことに対して支えることができる社会を作っていかないと」
「日本社会全体を変える、党の中も自己改革していく、その両面頑張っていきたいと思っています」

志位委員長は、2006年以降空席となっていた議長に就き、党運営全般を統括する見通しです。