一方、地元の商店も当初はイオンモールにテナントとして出店できないか検討したといいます。
和洋菓子を扱う盛進堂・岡村社長:
「個人(商店)なら個人でしっかりした店構えを作らなければいけない」
「(イオンは)年中休みなし朝から晩までやっていると、それにはパートさんも3人くらい入れなければならないと」

結局、人件費などの経費をまかなうだけの売り上げは難しいと判断し、出店は断念。
規模の小さな事業者がテナントになるには、対応できるだけの店作りや、その後の維持がハードルになると言います。
イオンモールには店のパンフレットを置いてもらえればと話す岡村社長。
同時に、魅力ある商品づくりにも努める考えです。
岡村社長:
「誰にもおいしいねと言われる品物を作ることが一番だと思うので」
「テレビを見てるとどんどん新しいものが作られてるようだから、いいところを取り入れて、ちょっと変わったものを作ろうかと、そんなことがいいんじゃないかと思っています」

また、イオンモールの周辺には、ビジネスホテルや家電量販店のほか県内外の企業の工場も進出を予定していて、雇用の創出も期待されています。