第170回芥川賞と直木賞の選考会が17日午後4時から東京都内で行われ、芥川賞の候補となっていた盛岡市出身・小砂川チトさんの「猿の戴冠式」は受賞を逃しました。
小砂川チトさんの小説「猿の戴冠式」は芥川賞の候補5作品にノミネートされていましたが、九段理江さんの「東京都同情塔」が受賞しました。
小砂川さんは1990年盛岡市生まれ。中学校まで盛岡で過ごし、高校進学に伴って上京しました。前作の「家庭用安心坑夫」も芥川賞候補となり今回が2回目のノミネートでした。
「猿の戴冠式」は、ある事件以降、引きこもっていた競歩選手の女性が、かつて研究施設で人間の言葉を学習させられた類人猿の「ボノボ」と思考や感情をシンクロさせていく話です。
注目の記事
服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?

迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続強盗殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①
